学校長挨拶・沿革

学校法人倉橋学園キラリ高等学校
校長加藤　久晴

学校法人倉橋学園キラリ高等学校は、平成23年４月に静岡県内初の私立通信制高校として開校しました。本校は静岡県のほぼ中央部（日本の真ん中と言い換えても差し支えないかもしれません）に位置する榛原郡吉田町にありますが、生徒の通学等の利便性を図るため、静岡県内の東部（沼津市）・中部（静岡市）・西部（浜松市）の３地区にスクーリング会場を設置しています。

本来、キラリ高校は通信制・単位制の高校のため、インターネットでの授業配信を中心に行い、学校への登校は最小限にすることができます。
しかしながら、現在は全生徒数のおよそ７割が「通学タイプ」という登校できる機会が多い通い方を選択し、卒業後に迎える集団社会（人との交わり）に備え学習をしています。

キラリ高校には「誰でもキラリと輝く能力を持っている」という教育理念があります。
これは、生徒一人ひとりが持つ個性を互いに尊重し、輝ける未来（舞台）にたってほしいという願いが込められています。その理念を実現するため、私たち教職員は常に生徒（保護者）とのコミュニケーション（連携）を大切にして歩んでいます。

さて、本校には様々な状況を有している生徒が入学してきます。不登校の経験や体調に問題を有する生徒、大学や専門学校等の進学を目指す生徒、自身のやりたい職業を目指す生徒、スポーツ選手や芸能人を目指す生徒、心機一転やり直したい生徒、アルバイトなどで働きながら高校卒業を目指す生徒などです。どの生徒たちも輝く瞳を持っており、夢の実現に向けて一生懸命に頑張ってくれています。その姿を見るたびに私も彼らに出会えた喜びを感じ、卒業後の一層の活躍を願わずにはいられません。

これからも、生徒一人ひとりの持つ輝く瞳を大切にしながら、その瞳をより輝かせるために新しい学校の在り方を求めていきたいと思います。